ピクセルからインチ変換

任意のDPIでピクセルをインチ、センチ、ミリ、ポイント、パイカに換算します。画面用と印刷用の解像度プリセットに対応し、サイズ早見表も掲載しています。


ピクセルはそれだけでは物理的な大きさを持ちません。インチやセンチと結びつけるのが解像度です。画面やCSSでは96、印刷では300を使ってください。
よく使う解像度

クリックすると変換ツールに読み込まれます。

クリア

主な解像度でのピクセル寸法

ある物理的な大きさを得るのに必要なピクセル数を、よく使われる解像度ごとに示します。

物理的な大きさ 72 DPI96 DPI150 DPI300 DPI600 DPI
1 in 72 px 96 px 150 px 300 px 600 px
2 in 144 px 192 px 300 px 600 px 1,200 px
1 cm 28 px 38 px 59 px 118 px 236 px
5 cm 142 px 189 px 295 px 591 px 1,181 px
10 cm 283 px 378 px 591 px 1,181 px 2,362 px
21 cm (A4) 595 px 794 px 1,240 px 2,480 px 4,961 px

ピクセルに決まった大きさがない理由

ピクセルは個数であって長さではありません。100ピクセルが何インチかと尋ねるのは、レンガ100個が何センチかと尋ねるのと同じで、1個の大きさ次第です。それを表すのがDPI、すなわち1インチあたりのドット数です。96 DPIなら100ピクセルは1インチ強ですが、300 DPIでは同じ100ピクセルが1インチの3分の1ほどにしかなりません。1つあたりがはるかに小さいからです。

DPIとPPIは厳密には同じではない

厳密にはPPI(1インチあたりのピクセル数)はデジタル画像や画面を表し、DPI(1インチあたりのドット数)はプリンターが実際に紙に載せるものを表します。日常的には同じものとして扱われ、変換の計算上もまったく同じように働くため、このツールはどちらも受け付けます。

どの解像度を使うべきか

画面上のものやCSSには96を使ってください。ウェブの仕様が定める値で、実際のモニターに関係なくCSSの1インチをちょうど96ピクセルにします。印刷では写真や一般的な用途で300が標準的な目標値です。輪郭を鋭く保つ必要のある線画や細部には600以上を使います。72という古い値は初期のDTPに由来し、現在では活字のポイントに関係するだけです。

知っておきたいこと

  • 1インチはちょうど2.54センチメートルなので、解像度さえ決まればピクセルの換算はそのまま導けます。
  • 活字の1ポイントは1インチの72分の1です。だからこそ72 DPIでは1ポイントが1ピクセルと等しくなります。
  • 1パイカは12ポイント、すなわち1インチの6分の1で、印刷レイアウトの段幅に今も使われています。
  • ピクセルを増やさずにDPIの値だけを上げても、情報量は増えません。変わるのは印刷される寸法だけです。
  • Retinaなどの高精細ディスプレイは同じCSS1インチにより多くの物理ピクセルを詰め込みます。だからこそレイアウトでは96 DPIという前提が今も通用します。

よくある質問

解像度によって変わります。画面やCSSでは1インチあたり96ピクセルが標準なので、1インチは96ピクセルです。300 DPIの印刷なら1インチは300ピクセルになります。唯一の答えはなく、だからこそピクセルの換算には必ずDPIの値が必要です。

ピクセル数をDPIで割ってインチを求め、それに2.54を掛けます。96 DPIの300ピクセルなら3.125インチ、すなわち7.94センチメートルです。上に数値を入力すれば、このツールが両方向で計算します。

写真やたいていの印刷物には300 DPIを使ってください。通常の視距離で個々のドットが見分けられなくなる境目です。線画やロゴ、文字の多い図版など、輪郭の鋭さが重要なものには600以上を使います。遠くから見る大判ポスターなら150まで下げても構いません。

PPIはデジタル画像やディスプレイにおける1インチあたりのピクセル数を数えます。DPIはプリンターが1インチあたりに置くインクの点の数を数えます。技術的には別のものを指しますが、実務では同義に使われ、換算の計算も同一なので、このツールはどちらの用語も受け付けます。

ウェブの仕様はCSSの1インチをちょうど96 CSSピクセルと定めています。物理的な画素密度が大きく異なる機器の間でもレイアウトを一貫させるためです。この値は初期のWindowsのディスプレイに由来し、基準値として定着しました。高精細な画面はCSSピクセル1つあたりより多くの物理ピクセルを描画しますが、レイアウトを支配するのは今も96という数字です。

96 DPIでは1センチメートルはおよそ37.8ピクセル、300 DPIではおよそ118.1ピクセルです。1インチが2.54センチメートルなので、計算はDPIを2.54で割るだけです。

それだけでは変わりません。ファイルに保存されたDPIの値を変えても、変わるのは印刷される大きさだけで、含まれる情報量は変わりません。ピクセルを増やすために再サンプリングすると、ソフトウェアが新しいピクセルを作り出すことになり、もともと記録されていなかった細部が戻るわけではありません。

活字の1ポイントはちょうど1インチの72分の1です。つまり72 DPIでは1ポイントが1ピクセルに等しく、古い72 DPIという慣習はここから来ています。現代の画面標準である96 DPIでは1ポイントが1.333ピクセルとなり、だからこそ12ptの文字はCSSで16ピクセルとして表示されます。

ピクセルをインチに変換するには?

ピクセル数を解像度で割ります。画面標準の96 DPIでは100ピクセルは1.04インチ、つまり2.65cmです。印刷標準の300 DPIでは同じ100ピクセルがわずか0.33インチにしかなりません。DPIを指定しない限りピクセルに物理的な大きさはなく、だからこそこの変換ツールは必ずDPIを尋ねます。